2026.08.04
家づくりのヒント

土地代だけじゃ足りない?注文住宅で見落としがちな土地購入費用とは

こんにちは。ウィルハウジングの啓介です。

土地探しを始めると、まず気になるのが土地の価格ですよね。

「1,500万円の土地なら予算内だから大丈夫そう。」

そう思って土地探しを進める方は少なくありません。

しかし実際には、土地を購入するために必要なのは土地代だけではありません。

土地を購入して家を建てるまでには、さまざまな諸費用や工事費が必要になります。

場合によっては、土地価格とは別に100〜300万円ほど必要になるケースも珍しくありません。

そのため、土地価格だけで判断してしまうと、

「思っていた金額より200万円以上も予算が増えてしまった…」

というケースも珍しくありません。

今回は、注文住宅で土地を購入するときに知っておきたい「土地代以外に必要になる費用」についてご紹介します。

土地価格以外に必要な経費ってなに?

黒い外壁と木目の組み合わせがカッコいいインナーガレージ付きの平屋の外観

土地購入時に必要になる費用は、土地の条件や地域によって異なります。

例えば、

  • 仲介手数料
  • 造成工事
  • 上下水の水道引込工事
  • 境界工事

などがあります。

もちろんすべての土地に同じ費用がかかるわけではありませんが、これらを合計すると100〜300万円程度必要になるケースもあります。

だからこそ、土地探しでは「土地価格」ではなく「その土地に家を建てるまでの総額」で考えることが大切です。

仲介手数料が必要な土地といらない土地

まず確認したいのが仲介手数料です。

土地には大きく分けて二つの販売方法があります。

一つは、不動産会社が売主となって販売している土地。

もう一つは、個人の所有者が売主となり、不動産会社が仲介している土地です。

基本的に、不動産会社が売主の場合は仲介手数料はかかりません。

一方で、不動産会社が仲介する土地では、仲介手数料が必要になります。

一般的な計算方法は、

(土地価格×3%+6万円)+消費税

です。

例えば2,000万円の土地なら、およそ70万円前後になります。

土地価格だけで予算を考えていると、この費用を見落としてしまうことがあります。

不動産屋さんだけではわからない造成工事

敷地内の高低差を活用した注文住宅の外観デザイン
洗い出しの駐車場と乱形の石張りがアクセントの外構工事

土地情報を見ていると、周辺相場より驚くほど安い土地を見つけることがあります。

「こんなに安いならお得かも。」

そう思って現地を見に行くと、敷地内に大きな高低差があり、擁壁を造ったり階段を設置したりと、大掛かりな造成工事が必要になるケースがあります。

結果的に、造成費を含めると周辺相場と変わらない、あるいはそれ以上の費用になることも少なくありません。

では、なぜ不動産会社だけでは造成費が分からないのでしょうか。

それは、建物の計画によって必要な工事内容が大きく変わるからです。

例えば、

  • 駐車場をどこに何台配置するのか
  • 建物を敷地のどこに建てるのか
  • 玄関をどこに設けるのか
  • お庭をどのくらい確保するのか

こうした計画によって造成工事の内容は大きく変わります。

つまり、土地だけを見ても造成費は分かりません。

建物の配置まで含めて計画して初めて、その土地にかかる本当の費用が見えてくるのです。

上下水の水道工事が思わぬ出費になることも

次に確認したいのが上下水道です。

建物を建てるためには、水道加入金を自治体へ支払う必要があります。

金額は市町村によって異なり、数万円で済む地域もあれば20万円前後かかる地域もあります。

さらに注意したいのが、水道本管が敷地まで引き込まれていない土地です。

古い土地や個人所有地では、道路から敷地内まで新たに水道管を引き込む工事が必要になる場合があります。

工事距離や道路状況によっては、数十万円かかることも珍しくありません。

また、以前住宅が建っていた土地でも、水道メーターの口径が現在の基準を満たしていない場合は、増径工事や追加の加入金が必要になるケースもあります。

土地購入前に確認しておきたいポイントの一つです。

また、水道だけでなく排水設備も確認が必要です。

公共下水道が整備されている地域では、下水道受益者負担金などが必要になる場合があります。

一方、下水道が整備されていない地域では浄化槽の設置工事が必要になります。

さらに地域によっては維持管理費がかかるケースもあります。

これらも土地価格だけでは分からないため、事前確認が重要です。

境界工事やフェンス工事も忘れがちです

隣地との境界部分にブロック積みやフェンスを設置する場合、その費用も必要になります。

境界線の中央に設置する場合は隣地所有者と費用を折半できることもありますが、自分の敷地内だけに設置する場合は全額自己負担となります。

将来土地を売却したり相続したりすることを考えると、自分の敷地内で境界を明確にしておく方が、後々のトラブルを防ぎやすくなる場合もあります。

 

また、設置するフェンスの種類や長さによって金額は大きく変わります。

さらに、どのくらい隣地と接しているのか、高低差はあるのか、既に境界ブロックが施工されているのかによっても必要な費用は変わります。

現地を確認し、どの程度の工事が必要になるのかを事前に把握しておくことが大切です。

土地価格だけでは、本当の予算は分かりません

ブラウンの外壁を使ったインナーガレージ付き注文住宅の外観

土地を購入するときは、土地価格だけでは判断できません。

仲介手数料、造成工事、上下水道工事、境界工事、外構工事など、土地の条件によってさまざまな費用が発生します。

大切なのは、

「この土地はいくらなのか」ではなく、「この土地に家を建てて暮らし始めるまでに総額いくら必要なのか」を考えることです。

土地価格が安い土地ほど、お得とは限りません。

土地代だけでは見えない費用まで含めて比較することが、後悔しない土地選びにつながります。

ウィルハウジングでは、土地・建物・外構まで含めて総予算を考えながら、お客様に合った土地探しをご提案しています。

これから土地探しを始める方は、ぜひ「土地価格」だけではなく、「家づくり全体の予算」という視点で考えてみてください。

現在土地探しでお困りの方は下記の無料相談からお問合せください。

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この記事を書いた人

アドバイザー

坂 啓介 Keisuke Saka

今まで多くの方のお家づくりをお手伝いさせていただきましたが、同じものは一つもありませんでした。お施主様によってお家に求める性能や好みのデザインなど様々です。打合せ中の会話だけでなく、雑談の中にも想いやこだわりは現れると思い「気軽に話せる頼れる存在」としてサポートをしていきます。注文住宅だからこそ出来るお家づくりを楽しみ、完成後も長く快適に暮らせるお家を一緒に目指しましょう。