2026.08.20
家づくりのヒント

いい家を無駄なく建てるために|注文住宅のコストを抑える「広さ」の考え方

こんにちは!ウィルハウジングの啓介です。

注文住宅を考え始めると、「できるだけ広い家にしたい」「子ども部屋は6帖くらい欲しい」「寝室は8帖くらい必要かな」と、ついつい「広さ」を求めてしまいますよね。ゆとりのある家はとても魅力的です。

しかし、家を広くすればするほど建築費が上がってしまうのも現実です。そこで大切になるのが、「本当にその広さが必要なのか?」という視点です。

この記事では、建築コストを抑えながら暮らしやすい家をつくるための「広さの考え方」について分かりやすく解説します。

💡 この記事のポイント

  • コストを抑える鍵は「家を小さくする」のではなく「広さを配分する」こと

  • 子ども部屋(4.5帖〜)や寝室(6帖〜)は使い道から逆算してコンパクトにする

  • 削った予算で、家族が集まるLDKや「断熱性能・無垢材」など譲れないこだわりを優先する

家の価格は「広さ」で大きく変わる

インナーガレージ付きの平屋の外観デザイン

注文住宅の建築費は、家の面積に大きく左右されます。

建物の形状や住宅性能、設備、仕上げ材などによっても価格は変わりますが、基本的には家が大きくなれば、その分だけ基礎や屋根などの材料や工事が増えていきます。

だからこそ、「必要以上に家を大きくしない」ということは、コストを抑えるための極めて重要なポイントです。

ただし、ここで勘違いしてほしくないのが、「とにかく小さな家にすればいい」ということではありません。

大切なのは、ご家族にとって本当に必要な広さを見極めることです。

子ども部屋は本当に「6帖」必要?小屋裏の空間を活用した、子供部屋です。

まず考えてみたいのが、子ども部屋の広さです。

注文住宅では「子ども部屋=6帖」という考え方が一般的ですが、本当に6帖必要でしょうか?子ども部屋に置くものを具体的にイメージしてみましょう。

  • ベッド

  • 学習机

  • クローゼット(収納)

必要な家具を配置したうえで、さらに大きな余白が必要なのか。それとも、コンパクトでも使いやすい広さがあれば十分なのか。ここを考えるだけでも、家全体の面積(坪数)は大きく変わってきます。

もちろん「少しでも広い部屋にしてあげたい」という親心もよく分かります。ただ、子ども部屋を1帖、2帖広くした場合、その分だけ建築費も増えていきます。さらに子どもが成長し、いずれ家を出ていくことまで考えると、「その広さを何十年使うのか?」という視点も大切になります。

寝室も「何帖必要か」から考えてみる

リクシルのエコカラットと間接照明を組み合わせたホテルライクな寝室

寝室についても同じことが言えます。モデルハウスなどでは8帖、10帖といった広い寝室を見ることもありますが、自分たちの暮らしに本当にその広さが必要かを考えてみましょう。

寝室に置くものが「ベッド」と「ナイトテーブル」程度であれば、必要以上に大きな部屋にする必要はないかもしれません。

  • 衣類や荷物はウォークインクローゼットなどにまとめる

  • テレビを置くなら壁掛けにする

このように家具の配置まで計画しておけば、寝室をコンパクト(6帖前後)にしても狭さを感じさせない快適な空間をつくることができます。

部屋の広さと使いやすさの比較まとめ

コストを無駄に増やさないための「部屋ごとの広さの捉え方」を一覧表にまとめました。

部屋 従来の考え方 コストを抑える考え方 メリット・工夫のポイント
子ども部屋 6帖〜 4.5帖〜5帖 ベッドとデスクは十分配置可能。将来の空き部屋化を防ぐ
主寝室 8帖〜10帖 6帖前後 寝るだけの空間に特化。クローゼットや壁掛けTVで圧迫感を防止
LDK 標準サイズ 広さをしっかり確保 家族が集まるメイン空間には予算と広さを集中させる

 

家を広くすると「物」も増えやすい

caféスタイルのナチュラルなダイニング。 造作のスタディカウンターで在宅ワークにもお子さんの勉強スペースにも最適です。

家を広くすることで、もうひとつ考えておきたいことがあります。それは、「余ったスペースには物が増えやすい」ということです。

子ども部屋やリビングに大きな余白があると、ランドセル、習い事のバッグ、おもちゃ、日用品などが何気なく置かれやすくなります。

つまり、家を広くすることが、そのまま「片付けやすい家」につながるわけではありません。むしろ、必要な場所に必要な広さを確保し、物を置く場所をあらかじめ決めておく(収納計画を立てる)ことの方が、すっきりと暮らしやすい家になります。

大切なのは「広さ」より「使いやすさの配分」

テラコッタ調のタイルで明るい玄関ポーチ。大きな下屋根で雨の日も濡れることなく家に入れる生活動線

ここまで読むと、「じゃあ、家は小さければいいの?」と思われるかもしれません。もちろん、そうではありません。

例えばLDKは、家族が集まる、食事をする、子どもが遊ぶ、来客を迎えるなど、さまざまな用途があります。そのため、家族構成や暮らし方によっては、ある程度の広さをしっかり確保することをおすすめします。

一方で、寝室、子ども部屋、廊下など、使う頻度や目的が限られている場所は、必要以上に広くしないという選択肢もあります。

つまり、「全部を広くする」のではなく、「必要な場所に広さを配分する」ことが重要です。

コストを抑えるなら「削る場所」と「削らない場所」を明確に

注文住宅のコストを考えるとき、すべてを安くする必要はありません。むしろ、削るところと、こだわるところを明確にすることが成功の秘密です。

  • 「寝室や子ども部屋はコンパクトでいい」

  • その代わり「LDKは家族が集まる場所だからしっかりこだわりたい」

  • 「無垢材の床を使って心地よい空間にしたい」

  • 「断熱・気密性能は妥協したくない」

限られた予算を、ご家族が本当に大切にしたいところへ使う。これこそが注文住宅だからこそできる賢い家づくりです。

※ウィルハウジングが提案する「デザインと性能の両立」や「こだわりの施工事例」は、ぜひこちらのページもご覧ください。

👉 ウィルハウジングの施工実績一覧はこちら

「安い家」と「コストを抑えた家」は違う

奥様の身長に合わせてミリ単位で設計された、造作のⅡ型オーダーキッチン

ここは、家づくりを考えるうえでぜひ知っておいてほしいポイントです。

単純に設備や素材のグレードを下げて価格を抑える方法もあります。しかし、それだけでは暮らし始めてから「キッチンが使いにくい」「もっと断熱性能を上げればよかった」と後悔する可能性があります。

だからこそ、「必要なものを削る」のではなく、「必要以上のものを増やさない」という考え方が大切なのです。

まとめ

注文住宅のコストを抑えるためには、単純に安い設備や材料を選ぶだけではありません。

  • 本当に必要な広さを考える

  • 子ども部屋や寝室を必要以上に大きくしない

  • 収納や動線を工夫して無駄な面積をつくらない

  • 家族が集まるLDKや住宅性能にはしっかり予算を充てる

「家を小さくする」のではなく、「無駄な面積をつくらない」

この視点を持つことで、建築コストを抑えながら、快適で暮らしやすい注文住宅を目指すことができます。

豊橋市・豊川市・田原市・蒲郡市・新城市で注文住宅をご検討中の方は、ぜひ「何坪の家にするか」だけではなく、「その広さをどう使うか」まで考えてみてくださいね。

ウィルハウジングでは、ご家族の暮らし方やご予算に合わせて、必要なものを見極めながら最適なプランをご提案しています。

「うちの場合はどれくらいの広さがいいのかな?」と思われた方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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この記事を書いた人

アドバイザー

坂 啓介 Keisuke Saka

今まで多くの方のお家づくりをお手伝いさせていただきましたが、同じものは一つもありませんでした。お施主様によってお家に求める性能や好みのデザインなど様々です。打合せ中の会話だけでなく、雑談の中にも想いやこだわりは現れると思い「気軽に話せる頼れる存在」としてサポートをしていきます。注文住宅だからこそ出来るお家づくりを楽しみ、完成後も長く快適に暮らせるお家を一緒に目指しましょう。