こんにちは。ウィルハウジングの坂です。

今回のブログでは、よく話しにあがる「生活感を隠すためにはどうしたらいい？」という事について簡単にお伝えしますね。

 

リビング・ダイニング・キッチン（LDK）は、家族が集まって一番長い時間を過ごす場所であり、お客様をお迎えする場でもあります。
だからこそ、家づくりの中でも特にこだわりたい空間ですよね。

でも、常に使う場所ということもあり、気を抜くとすぐに「生活感」にあふれてしまう…。
そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか？
この問題は、単に収納を増やせば解決するわけではありません。

今回は、いつもスッキリとオシャレに保つための工夫についてご紹介したいと思います。
これは弊社が間取り提案でも取り入れている、大きな特徴のひとつです。

工夫その①：「キッチン周りから生活感を消す」仕掛け

ほとんどのご家庭で採用せれている対面式キッチン。
キッチンからダイニングやリビングがよく見える分、その反面手元や背面のスペースが丸見えになりがちです。

キッチン前に設けるカウンターも、油断すると「ちょい置きスペース」になってしまいます。
高さ1m〜1m10cm前後のこのカウンター、実は携帯やティッシュなどを“置くのにちょうどいい”高さなんですよね。

その結果、調味料や日用品などが「ちょこん」と置かれ始め、気づけばそれが定一になり、
せっかくこだわってつくったLDKも、気づけば生活感たっぷりの空間まっしぐらです。

さらにキッチンの背面に置いた冷蔵庫も、マグネットがくっつくがゆえに、
ゴミの収集カレンダーや学校の予定表、子どものお絵かきなどが次々と貼られ……
便利だけど、見た目はどんどんごちゃごちゃに。

レンジや炊飯器のまわりも、毎日使うものだからとシャモジや食器等つい出しっぱなしになりがちですよね。

ではどうすれば、そんな生活感を上手に隠せるのか？

見せない工夫で、生活感をカット

ひとつの答えが、「そもそも置けないようにする」という考え方です。

例えばキッチン前のカウンター。
あえて厚みをぐっと薄くし、物が置けない様にすることで、自然と“ちょい置き”がなくなります。
手元を隠す役割だけを担わせるわけですね。

また、冷蔵庫や家電製品も、思い切ってリビング・ダイニングから見えない位置に配置する。
例えば、キッチンの奥の方へ配置するかパントリー（大容量収納）を作りそこに家電類をまとめて収納してしまうイメージです。

これなら、冷蔵庫にどれだけペタペタ貼っても、外からは見えません。
レンジ周りも、使いやすさはそのままに、見た目はスッキリ。
「毎日きっちり片付けないと…」と気負わなくても、生活感を自然にシャットアウトできます。

パントリーのある暮らし

弊社では、余裕があればこのパントリーを活用した背面収納をおすすめしています。
ただ単に収納スペースとして優秀なだけでなく、「見せたくないものを隠せる空間」として機能するのがポイントです。

もちろん、パントリーに家電をまとめることで動線が長くなり「調理時の使い勝手が悪くなる」という可能性もあります。
そこは、暮らしの中で何を優先するかによって決めていただければと思います。

というわけで今回は、
【「生活感」を隠して、暮らしやすくする工夫】のうち、まず一つ目をご紹介しました。

次回は、もう一つの工夫についてお話ししていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。

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