2026.07.06
家づくりのヒント

インナーガレージで後悔しないために|知っておきたい4つのデメリットと解決策

黒い塗り壁と木目のコントラストが美しいインナーガレージ付きの平屋の外観

「インナーガレージのある家に憧れるけれど、実際に住んでみて後悔しないだろうか?」

注文住宅を検討している方の中には、このような不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

インナーガレージは、雨の日でも濡れることなく車へ乗り降りできたり、大切な愛車を雨や紫外線などから守れたりと多くの魅力があります。
一方で、「思っていたより費用がかかった」「もっと広くしておけばよかった」といった声があるのも事実です。

しかし、その多くは設計段階でしっかりと計画することで解決できることばかりです。

今回は、インナーガレージでよくある4つの後悔ポイントと、その解決策について詳しくご紹介します。

「インナーガレージの魅力をもっと知りたい」という方は過去のブログでご紹介しております。

詳しくは☟

【インナーガレージのメリット6選|雨の日も快適!暮らしを豊かにする住まい】もぜひご覧ください。


1. 建築費用が高くなりやすい

インナーガレージは建物の一部として施工するため、カーポートと比べると建築費用が高くなる傾向があります。

基礎や屋根などを含めたガレージ本体だけでなく、シャッターや照明、換気設備等付属するものを最初から考慮し計画する必要があります。

解決策

【ガレージでなにをしたいのか】を整理すること。

やみくもにガレージをつくるだけでは、後からリフォームが必要になってしまったり余分なものを付けて費用が掛かってしまう可能性があります。

車を大切にしたい方やアウトドア・DIYなどの趣味を楽しみたい方などその空間でなにをするかで必要な設備が変わります。

こだわるところと抑えるところを明確にすることで予算オーバーを防ぐことが出来ます。

2. 居住スペースが狭くなることがある

インナーガレージを設ける分、そのスペースは建物全体の面積に含まれます。

そのため、敷地条件によってはLDKや収納スペースが小さくなってしまうケースもあります。

これは「インナーガレージを採用したから」ではなく、「間取り全体のバランス」が大切になります。

解決策

家族構成や暮らし方を整理し、優先順位を決めることで、限られた面積でも快適な住まいを実現できます。

実際にウィルハウジングが手掛けた32坪の平屋では、

  • 大型ミニバンも駐車できるインナーガレージ
  • 約20帖の開放感あるLDK
  • 3帖のパントリー
  • 4.5帖のウォークインクローゼット

など、収納や居住空間もしっかり確保した住まいをご提案しました。

施工事例はこちら

「32坪で叶うインナーガレージ付きの平屋」

3. 夏は暑く、冬は寒いのでは?

ガレージは外気の影響を受けやすいため、「隣の部屋まで暑くなったり寒くなったりしない?」

という心配をされる方もいます。

解決策

断熱性能や間取りを考慮することで、快適な室内環境を保つことができます。

例えば、

  • ガレージと居室の間に収納を配置する
  • 断熱材やサッシを適切に選ぶ
  • 空調計画を考える

など、設計段階で工夫することで快適性は大きく向上します。

4. 車のサイズを考えずに計画してしまう

「今の車は入るけれど、将来買い替えたら狭かった。」意外と多いのが、このサイズに関する後悔です。

駐車できるだけではなく、ドアを開けるスペースや荷物の積み降ろし、家族が通る動線

まで考えて計画することが大切です。

解決策

現在の車だけでなく、5年後・10年後のライフスタイルまで考えて設計しましょう。

SUVやミニバンなどへの乗り換えも想定しておくと、長く快適に使うことができます。

関連記事

「駐車場は何台必要?豊橋市で注文住宅を建てる際に考えたい駐車計画」もあわせてご覧ください。


インナーガレージは「設計」で満足度が大きく変わる

グレーの塗り壁で継ぎ目のない美しい外壁とインナーガレージ付きの外観

インナーガレージで後悔したという声の多くは、インナーガレージそのものが原因ではなく、設計や計画不足によるものです。

例えば、

  • 車の大きさ
  • 家族構成
  • 趣味
  • 家事動線
  • 収納量
  • 将来の暮らし方

これらを事前に整理しておくことで、「永く使いやすいインナーガレージ」が実現できます。

ウィルハウジングでは、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせて間取りをご提案しています。

今回ご紹介した施工事例では、大型ミニバンも駐車できる広々としたインナーガレージを設け、OSB合板で仕上げた趣味も楽しめる空間を実現しました。

完成後には、お子さまがガレージ内でキックボードを楽しめるようDIYされ、ご家族ならではの使い方を楽しんでいただいています。

インナーガレージは、車を置く場所ではなく、「暮らしを楽しむ空間」にもなるのです。

まとめ

インナーガレージには、建築費用、居住スペース、車のサイズなどは事前に考えておきたいポイントです。

これらのことを甘く考えてしまうと、使いにくかったり予算オーバーになってしまいます。

そうならない為には、設計段階でしっかり計画することで解決できます。

大切なのは「インナーガレージをつくること」ではなく、「自分たちの暮らしに合ったインナーガレージを設計すること」。

ウィルハウジングでは、平屋や建替え、インナーガレージのある住まいなど、お客様のライフスタイルに合わせた家づくりをご提案しています。

「自分たちにはどんなガレージが合うの?」「どれくらいの広さが必要?」とお考えの方は、ぜひお気軽に無料相談をご利用ください。

また、実際にインナーガレージを取り入れた住まいをご覧になりたい方は、施工事例もぜひ参考にしてみてください。

👉 インナーガレージの施工例はこちら

👉 無料相談・家づくりのご相談はこちら


よくある質問(Q&A)

Q. インナーガレージを作ると費用はどれくらいかかりますか?

A. 車1台分でおよそ300万円前後、2台分で500万円前後の追加費用が目安となります。

単に壁やシャッターの費用だけでなく、車を入れる大きな開口を作るための構造補強(耐震対策)や、静音電動シャッター・専用の換気設備などの設備費用が含まれるためです。
また、木造2階建てで車2台分のガレージを作る場合は構造計算や特殊なフレーム補強が必要になるため、あらかじめ全体の建築予算と合わせた資金計画が大切です。

Q. インナーガレージのサイズはどう決めればいいですか?

A.車体サイズ+「乗り降りのドア開閉幅」「荷物の出し入れスペース」を確保して決めるのが基本です。

車幅ぴったりで作ってしまうと、「ドアが開けづらく乗り降りが大変」「荷物が積めない」といった後悔に繋がります。
また、将来的な買い替えやライフスタイルの変化を見据えてミニバンサイズを想定するといいかもしれません。

Q. インナーガレージのシャッターはあったほうがいいですか?

A.防犯や防風対策を重視するならシャッター有がおすすめですが、雨に濡れずに乗り降りしたいという目的だけなら、シャッター無しのオープンガレージでも問題ありません。

予算を抑えたい場合は、屋根と3方の壁だけを確保し、前面のシャッターをあえて不採用にする方法もコストパフォーマンスが高くおすすめです。

この記事を書いた人

アドバイザー

坂 啓介 Keisuke Saka

今まで多くの方のお家づくりをお手伝いさせていただきましたが、同じものは一つもありませんでした。お施主様によってお家に求める性能や好みのデザインなど様々です。打合せ中の会話だけでなく、雑談の中にも想いやこだわりは現れると思い「気軽に話せる頼れる存在」としてサポートをしていきます。注文住宅だからこそ出来るお家づくりを楽しみ、完成後も長く快適に暮らせるお家を一緒に目指しましょう。