届ける事ができました。
こんばんは。
坂です。
実は熊本には友人がたくさんいます。
最初の地震の時は大丈夫だから。
と言っていました。
しかし2回目の大きな地震のあった次の日、
4月17日に熊本の3人の友人から電話がありました。
「飲み水と食べ物が無くて困っている。」
「水道配管応急処置できたら家に戻れるオーナー様がいるけど・・・」
「ペットちゃん用の食べ物やシートやタオルなどあれば。」
でした。
テレビでは迷惑がかかるので行くのは自粛するようにと言っていましたが、
困っている人がいて、もし少しでもお役にたてるのなら行こうと考えました。
もちろんご迷惑になりそうならば引き返す覚悟で。
次の日仕事と物資の段取りをして18日火曜日に豊川インターから出発しました。
親友のFさんと息子僚太と一緒に。
13時間かかりましたが19日早朝、上野さんの避難している高校の駐車場に到着です。
お家はかなりダメージを受けていました。
上野さんは働き者で、昼は不動産屋さんと、ワンちゃん猫ちゃんのケアホームの運営。
そして夜はBARのマスターをやっています。
出会ったのは10年くらい前です。
飛び込みで入ったBARがたまたま上野さんのお店だったのです。
それ以来私の友人が熊本に行っても、
すごく親切にしてくれて本当に感謝しています。
上野さんの無事な姿が見られて一安心!
物資をお渡しし、
長居してはご迷惑をおかけしてしまうので足早に次の友人のところへ。
同業者ゼストの吉木さんと井上さんのところへ。
もう長いお付き合いです。
仕事で助けてもらったり助けたり、
たまにちょっと喧嘩したりな仲間です。
ゼストさんへ
支援物資をお届けしているところへ
もう一台の豊橋ナンバーのトラックが到着しました。
私の飲み友で親友の水道屋次郎ちゃんです。
彼らはフェリーで門司港に上陸するルートで少し遅れて到着。
井上さんから
「オーナー様のお家の配管の応急処置の部品がありませんか?」
と次郎ちゃんに連絡がありました。
「なら、部品だけでなく、皆さん大変で職人さんも足りないでしょ。俺、行きましょうか。」
と次郎ちゃん。
流石です。本当にいつもありがとう。
「明日は大雨だもんで、
夜になってもいいで、できるだけ今日修理に回りたいじゃんね。
だもんで、早速だけど行く現場の打ち合わせをお願いします。」
と三河弁で熊本弁に話す次郎ちゃん。
ゼストの事務所もメンバーの自宅もぐちゃぐちゃになっていました。
それでもオーナーさんの事を考えて行動している姿。
建築屋として当たり前かもしれませんが立派だと思いました。
豊橋チームにできる事をしに現場へ
エコキュートは水が入っているとものすごい重いです。
断水していたり電気が来ていなかったり普通の生活ができない状態です。
移動している時にも電柱が折れていたり橋がずれていたり。
倒壊していまっているお家もありました。
まだまだ物資がようやく届きだしただけで
復興へ向けての道のりは険しく長いように感じました。
小さな小さな事しかできませんが、
私たちにできる事を考えて行動していきたいと思います。
上野さん、井上さん、吉木さん、ゼストのスタッフの皆さん。
いつでも応援に行く準備をしておきますのでなんでも声をかけて下さいね。
そして立ち寄れなかったのですが田代さん。
自分のお家にも帰れないのに
避難所でボランティアリーダーとして頑張っているのを聞きました。
流石です。次回は会いに行きますからね。
平成28年熊本地震により被災された皆様へ
心からお見舞い申し上げます。
そして一日も早く、元の暮らしに戻れるようにお祈りします。