建築工法・住宅性能
安全で安心して、快適に、長く住んで頂きたいと願い
ウィルハウジングでは、お施主様のご希望のプラン・ご要望にあわせ、
最適な建築工法をご提案します。
建築構造について
-
木造枠組壁工法
(ツーバイフォー工法)耐力壁と剛床を強固に一体化した箱型構造であり、フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面)で支えます。そのため、高い耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性をもつ工法。住宅金融支援機構の認める省令準耐火住宅として火災保険の割引対象となります。
-
木造軸組工法(在来工法)
日本で古くから発達してきた伝統工法(でんとうこうほう)を簡略化・発展させた構法。主に柱や梁といった軸組(線材)で支えます。設計自由度が比較的高く増改築も容易にできる工法です。
-
鉄筋コンクリートベタ基礎
一般の布基礎とは違い底盤部分がコンクリートなので、地面にかかる力を均一に分散させて全面で家を支えます。地震に強く、耐震等級3の強度を保つことができます。
-
地盤調査
軟弱地盤に家を建てると、建物の自重うおよび地震や台風などの外力によって不揃いに沈下する不動沈下になります。敷地条件を最大限に活かす為、徹底した地盤調査を。
◎スウェーデン式サウンディング調査 -
地盤改良
地盤調査のデーターから調査地盤の基礎仕様及び軟弱地盤対策の提案を行っています。
◎表層改良
◎杭(鋼管・RC・PC) 改良工事
◎柱状(採石・コンクリート)改良工事 -
基礎パッキング工法
高性能の基本は耐久性。床下の換気は基礎と土台の間にパッキンを入れる工法です。従来の換気口を使った工法と違い、基礎も連結されているので地震にも強く、従来の1.5 倍の床下換気性能で基礎コーナー部分もスッキリ換気してくれます。
住宅工法について
-
ヘッダー配管(給水)
ヘッダーといわれる部材に給水配管を結び、その先は各水場に1 本1 本単独で配管しています。この工法は枝管工法に比べ、水を同時使用した際、均等に水が供給することが出来ます。
-
さや配管(給排水)
さや管の中に本来の給水管や排水管を通す、二重構造の配管工法のことです。中の給水管も樹脂製のため錆びることがなく、軟らかくて曲げやすく、鋼管のように継ぎ手がいらないので、水漏れの危険性が少なくなります。
また、中の給水管が劣化した場合、抜き出して簡単に交換できるのも特徴のです。 -
防蟻
シックハウスの原因となる揮発性有機物を含まない薬剤を散布する工法。薬剤により確実に防除し、地下からの侵入を防ぎます。長年の経験と多くの実績のある工法です。
-
小屋裏換気
太陽にもっとも近く、何もしなくても必然的に暑くなってしまうのが小屋裏です。小屋裏(屋根裏)に外気を入れて換気をし、少しでも暑くならないようにするのが
小屋裏換気の目的です。 -
通気工法
壁体内の湿気を透湿防水シートという材料で壁を覆い、外壁材との間に外気が流れる層をつくることによって、壁内の湿気を透湿防水シートから通気層を通して外部に放出する方法です。この工法のメリットは、壁体内結露を少なくすることが出来る事にあり、 その結果、建物の耐久性が向上することになります。
-
高断熱高気密
高断熱高気密とは、壁・床・天井などに高性能断熱材を使って高い断熱性を持ち、外に通じるドアや窓に高性能サッシを使って高い気密性と断熱性を実現した住まいのことです。そして国が定める住宅性能表示の項目のひとつである「断熱等性能等級」では最高ランクの「等級4」に相当します。
長期優良住宅相当がウィルハウジングの標準仕様です。
相当というご説明になってしまうのは、オーナー様のライフスタイルにあわせた自由設計のお家づくりをしておりますので間取りや仕様は一邸一邸異なります。
従いまして個々のお家ごとに申請しないと認定されないからです。
なぜ長期優良住宅ができたのか
長期優良住宅とは
住宅の建替え時における欧米諸国の平均築年数は60年から80年と長いのに対し、日本は30年と短いのです。
これは、高度経済成長のなか日本では深刻な住宅不足に直面したために、次々と新たな「マイホーム」が建設されていきました。こうした過程のなか、おおよそ30年サイクルで建て替えられるのが一般的になっていったと言われています。
そこで、住宅の構造や設備が長く使用できる住宅が求められるようになり、平成21年6月、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」という法律が施行されました。
この法律では、長期優良住宅の普及の促進のため、構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性の性能を有し、かつ、良好な景観の形成に配慮した居住環境や一定の住戸面積を有する住宅の建築計画、及び一定の維持保全計画を策定して、所管行政庁に申請し、認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づき、建築及び維持保全を行うこととなります。
長期優良住宅認定基準の概要
◆長期優良住宅の認定基準の概要(現在弊社が取組んでいる事)
劣化対策 | 数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること。 ・通常想定される維持管理条件下で、構造躯体の使用継続期間が少なくとも100年程度となる措置。 [木造] 床下及び小屋裏の点検口を設置すること。 点検のため、床下空間の有効高さを330㎜以上確保すること。 |
|
---|---|---|
耐震性 | 極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること。 ・大規模地震力に対する変形を一定以下に抑制する措置を講じる。 [層間変形角による場合] ○大規模地震時の地上部分の各階の安全限界変形の当該階の高さに対する割合をそれぞれ1/100以下(建築基準法レベルの場合は1/75以下)とすること。 [地震に対する耐力による場合] ○建築基準法レベルの1.25倍の地震力に対して倒壊しないこと。 [免震建築物による場合] ○住宅品確法に定める免震建築物であること。 |
耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上に相当
ウィルハウジングは耐震等級3相当が標準仕様です |
維持管理・更新の容易性 | 造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること。 ●構造躯体等に影響を与えることなく、配管の維持管理を行うことができること。 ●更新時の工事が軽減される措置が講じられていること。 等 |
維持管理対策等級(専用配管)3に相当 |
バリアフリー性 | 移動時の安全性の確保、介助のし易さ。 住戸内の床は段差なし 通路は介助用車いすが使える幅を確保78cm以上 階段は手摺を設置し勾配と形は安全なものに 玄関・浴室・トイレには手摺の設置準備 など |
|
省エネルギー性 | 必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。 ●省エネ法に規定する平成11年省エネルギー基準(次世代省エネ基準)に適合すること。 |
省エネルギー対策等級4に相当 |